いつか記憶からこぼれおちるとしても

いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)

いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)

これ好きでした。女子高に通う少女たちの短編集。
私も女子校だったので空気がすごく懐かしい(まだそんなに経ってないのに…!)。なんか妙に隔離されてよそよそしいんだよね。戻れるとしても戻りたいとは思わないけど、こういうの読むと色々思い出してすごく「楽しかったなぁ…」みたいになる。実際は楽しいばかりじゃ全然無かったんだけど。
緑の猫とテイストオブパラダイスが良かった。竹井とか、他の子の話も読みたい。
江國さんの文体ちょっと変わった気がする…。何処がって言われるとすごく困るけど、なんかちょっと温度が変わったような。(気のせいかも!)