ブランコのむこうで

ブランコのむこうで (新潮文庫)

ブランコのむこうで (新潮文庫)

たぶん、ファンタジーだと思う。
夢の世界を飛び回る話です、こういうの結構すき。小さい頃まじめに考えたことがあって懐かしい。
ただ、星新一と合わないのかなんなのか、全体的に微妙だった。登場人物は魅力的だしユニークで良いと思ったんだけど…。一昔前の小学生の一人称なのが原因だと思うけど、イマイチ感情移入出来ず。雰囲気はすきなんだけど。
個人的にお城の王子という話が気に入ってます。出てくる動物が…!ゼヒ戯れたい。さびしい街とほほえみも良かったです。

私あんまり星新一って読んだ事なくて、ずっとユーモアSFの人だと思ってたんだけど、こういうのも書くんですね…ちょっと意外だった。私のイメージが間違ってたのかも。